miyu家長女誕生のおはなし③

妊娠・子育て

こんにちは、miyuです。

ご訪問いただきありがとうございます😊

今日も前回の続きを書いていきますね。

これまでの内容はこちらに書いてあります↓

miyu家長女誕生のおはなし①

miyu家長女誕生のおはなし②

いよいよ今日の更新で長女が生まれます!

・予定日よりも3か月早く生まれた長女はどうだったのか?

・生まれた時、そのあとの私の気持ち、

・出産後~入院生活のお話

このあたりを書いていこうと思います。

それではこちらからどうぞ!

朝のモニターチェックも順調…かと思いきや!?

体温、血圧等のチェックとともに、

朝の心拍チェックも実施。

最初は140~150回/分の心拍で順調でした。

看護師さんが病室から離れて数分後に、

心拍がどんどん落ちていきました。

120くらいまでは「まだ大丈夫」と思ったのですが、

そこから戻ることなくいよいよ100前半になってかなり不安に。

急いでナースコールを押し、心拍が落ちているので見に来てほしいとお願いしました。

すぐに看護師さんが来てくれて、

赤ちゃんの心拍を拾おうと探ってみたりもしてくれました。

あまり状況がよくないと判断したようで、

その場で当直の産科の先生にも急いで連絡してくれました。

心拍モニターチェック中、とうとう心拍が2桁まで落ちてしまう瞬間も…。

120台まで持ち直したり、また落ちてみたりを繰り返していました。

赤ちゃんがだいぶ苦しそうだから、

これからすぐに出産しましょうということになり、すぐに準備。

手術室に向かう前に主人に電話し、

これから手術になるので準備ができ次第すぐに病院に来てほしいこと、

それぞれの両親にも連絡しておいてほしいことを伝えました。

前日の診察で早ければ今日にも出産という話を聞いていたからか、

「今から出産」と言われても不思議と気持ちは落ち着いていました。

うーん、落ち着いていたというよりは、

今お腹のなかで苦しいながらもなんとか生きて生まれてこよう!

と頑張っている我が子を何としても助けたい、

そんな一心で手術に対する恐怖とか動揺とかはかき消されていたのかもしれないですね。

いざ、出産!

病室と手術室は同フロアにあるのと、

痛みも特になく歩けるので、歩いて向かいました。

手術台に上がった時も恐怖というより

早く心拍モニターをつけて、おなかの中のこの無事を確認したい

という思いの方が強かったです。

病室でのモニターチェックでは2桁まで心拍が落ちることがあり心配でしたが、

なんと140台に回復していました。

この心拍数をみて、

「苦しいけど、ここが最後の頑張り時!」と思って、

お腹の中で頑張ってくれているんだなと確認しました。

出産には産科の先生、助産師さん、麻酔科の先生、新生児科の先生、看護師さんがいらっしゃいました。

生まれたあともタイムロスゼロで赤ちゃんの処置をしてもらえると思うと、

安心して出産に臨むことができました。

◆人生初の下半身麻酔

出産のとき何が怖かったって、麻酔の注射を刺される瞬間ですね!

帝王切開で出産された方のブログやインスタで体験記を見ていたので、

なんとなくどういうものかは知識として知っていたのですが、

いざ自分がそれをする立場となると、

頭の中は娘のことでいっぱいでも、片隅に注射の恐怖がありました。

これが出産じゃなくて何らかの外科手術でのことだったら、

年甲斐もなく大泣きしていたかもしれません😅

背中に刺されるので、先生の動きもなにも見えないのも怖いし、

多分注射の針も腕に挿す注射針よりも太いんじゃないかと思います。(見てないけど)

そして今まで経験したどの注射よりも痛かったです。。

それでも「娘はお腹の中でもっと苦しい思いをしている。」と思うと、

何でも耐えることができちゃいますね。

注射をされているときこそ痛かったものの、

下半身麻酔の効きの早さには驚きました。

注射されてものの数秒で足のあたりがなんだか暖かくなっていき、

足の感覚がなくなりました。

動かそうと思ってもぴくりとも動かせなくてびっくり!

保冷剤を当てられても、何かが当たっているというぼんやりした感覚だけで、

冷たさは全然感じませんでした。

娘が生まれた!

実はいつ娘がお腹から取り上げられたのか分からなかったです。

小さく生まれたこと、肺機能が未熟なこと、

生まれてすぐにNICUの先生とともに処置のため手術室を出たことから、

我が子の産声を聞くことも、顔を見ることもできず。

助産師さんから「無事生まれましたよ!」と言われたものの、

生んだという実感が恐ろしいほどありませんでした。

けれど無事に生まれたと聞いてほっとしたのも覚えています。

我が子は手術室にいないけど、

ハッピーバースデーの曲が流れたり、

ディズニープリンセスの曲が流れたりと、

明るい曲が手術室内に流れていました。

希望するバースプランに「カンガルーケア」とは書いたものの、

それどころじゃないんだろうなあ…とぼんやり考えていました。

◆我が子と初対面

麻酔の効果や前日の寝不足で頭がぼんやりしていると、

「赤ちゃんの処置が終わったので手術室に連れてきますね」との看護師さんの声が!

てっきりそのまま会えずに終了となるかもと思っていたので、

我が子に会えると聞いてとても嬉しかったです。

頑丈な保育器に入った状態で対面した我が子。

前日の診察では500g前半くらいと聞いていたので、

どんなに小さくか弱い子が生まれてきたのだろう…と思っていましたが、

身長が28.5cmと小さいながらも元気よく手足をバタバタ動かし、

おめめもぱっちり開けていて、

とても生きる力にあふれている姿でした。

その姿に「よく頑張ったね」「生まれてくれてありがとう」と

いろんな思いがあふれて涙が止まりませんでした。

人工呼吸器をつけているため泣き声こそ聞こえないものの、

思った以上に元気いっぱいに生まれて来てくれたこと、

体重も前日の見立てよりも100g多い616gあったことが、

本当に嬉しかったです✨

そしてほんのわずかな時間ですが、カンガルーケアもできました!

胸の上に我が子が来た時は言葉で言い表せないほどの喜びと感動がありました。

小さくても心臓をドキドキと動かしているのが伝わってきました。

◆カンガルーケアが終わってから

子どもと対面し元気な姿を見たらすっかり安心してしまい、

急に眠気がやってきました。。

眠っても大丈夫とのことだったので、

ちょこっと目を閉じることにしました。

ところでもともとスポーツ心臓っていうんですかね?

安静時はだいぶ省エネモードな心臓の持ち主でして。

過去には心電図検査で39回/分と少なすぎて検診に引っ掛かりそうになったこともあります。

どうやら今回も眠くなったら心拍落ちる人になったようで、

酸素マスクが追加されました(もしかしたら関係ないかも?)

ボケーッとしているうちに縫合も終わったようで、

手術が無事終了したと伝えられました。

手術時間はトータルで1時間くらいだったかと思います。

手術室に向かうときは自分の足で行きましたが、

さすがにまだ麻酔がバキバキに聞いていて体が動かせないので、

病室へ帰る時はストレッチャーで運ばれて行きました。

出産後のこと

病室に戻ると主人もいました。(立会い出産は不可でした)

頭がぼーっとしているので、何を話したかはあまり覚えていません。

主人が病院についたのはちょうど娘が生まれたあとぐらいだったようで、

手術室の外で保育器に入った娘に対面できたと言っていました。

しばらくするとNICUの先生から今後の入院・治療計画の説明があったり、

看護師さんから各種手続きの説明や書類の受け取りがあったりと、

入れ替わり立ち代わりいろんな人が来て。

なんやかんややることはいっぱいありました。

◆術後の痛みは想像以上

全然動かなかった足が少しずつ動かせるようになってきた!

と喜んでいたものの、徐々にお腹の痛みが発生⚡

切った痛み+子宮が収縮する生理痛のような痛み(後陣痛)のダブルパンチで、

とにかくめちゃめちゃ痛かった。

痛み止めの点滴をしていても痛かった…💦

自分で起き上がるなんてとてもじゃないけど痛すぎて無理!

トイレに行くのがとにかく大変で。

電動ベッドの力で体を起こし、

ベッド柵につかまりながらゆーーっくり体勢を変えて、

点滴棒を支えにしてなんとか行けてました。

部屋にトイレがあったのでものの十数歩の距離なのですが、

起き上がる→立ち上がるまでの動作がものすごく大変でした。

とはいえ私は痛みに強いほうなので、

割と早い段階で点滴棒や手すりに頼らずスタスタ歩いてたような気がする…笑

NICUとMFICUはフロアが違うのですが、

車いすでNICUに行ったのは手術した当日だけだったなあ。

◆早く生んでしまったことへの罪悪感との戦い

産褥期のメンタルは不安定になりがちなので、

そういう要因もあってのことだと思いますが💦

あまりによく泣いているもんだから、

助産師さんにもかなり心配されました😂

でもたくさん気持ちに寄り添ってもらえたことが、

とてもありがたかったし、

そのおかげでコロナで一人きりの出産・入院生活も乗り切れました。

出産した当初は「無事に生まれてくれてよかった」という安堵とともに、

「こんなに早い出産じゃなければ娘は苦しい思いをしなくて済んだのに」という思いもありました。

食事中は食べているときに胎動が特に激しかったことを思い出して泣いたり、

出産から72時間は脳出血のリスクがあるため、

それが発生していないかと心配だったり、

出産前日と同じくよく泣いていたように思います。

ただ娘は私の心配をよそに、とても元気そうな姿をよく見せてくれていました。

体にはたくさんの管やコードがついていますが、

苦しそうな様子はあまりなくて。

懸命に生きようと頑張る娘の姿にたくさん勇気をもらっていました。

そしてこの子が未来に向かって頑張っているのに、

母親の私がいつまでも後ろを向いていてはいけない。

この子を守っていくためにも強くなろう、笑っていようと決心しました。

◆母乳の出が悪い

これは過去の話ではなく現在進行形ですね。

とにかくぜーーーんぜん増えない。

入院中もおっぱいマッサージをかなり頑張っていたのですが、

頑張りに必ずしも比例するものではないんだなあと。

母乳育児推奨な病院だったので、

「こうと思ったらこう!!!」と決め込んでしまうタイプの私は、

出ないことにかなり悩みました。

今も増えていないどころか減ってる気すらします💦

搾乳は一応今でもやっていますが、

それはあくまで娘が口から栄養をとる段階まで頑張ってみようというだけ。

直母または哺乳瓶で飲めるようになってきたときに、

娘がおっぱいを吸っても全然でなければその時はあきらめる予定です。

出産からもうすぐ2か月が経とうとしているので、

ここから母乳量が増えていくということは多分ないだろうなあ😅

それでも最近のミルクはかなり優秀なので、

完ミでも元気に育ってくれることに間違いなし◎

母乳で悩みすぎてイライラしくしくしているママよりも、

笑顔いっぱいのママのほうがよっぽど母子にとっていいと思っています😊

今日もかなり長い内容になってしまいました💦

ここまでお付き合いいただきありがとうございます🙇💗

これで長女出産のおはなしシリーズはおしまいです。

まだ娘はNICUに入院中なので、

退院するまではNICUでの面会の様子や成長記録を

ゆるっと更新していけたらいいな~と考えています。

それでは今日はこのへんで!

最後までお読みいただきありがとうございました●🎀●

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